しばらく書き込まなかったが、運のよいことに、私は2か月半ほどでほぼ寛解した。
が、つれあいは、まだ寝たり起きたり。

つれあいの現時点での症状は、以下。

咳は収まってきているものの、微熱と倦怠感は続いている。

椅子に座っているだけでしんどい。

無理に動くと、その後、熱が少し上がり、顔・手足・結膜などが明らかに黄色味を帯び、倦怠感が増す。黄疸と倦怠感・微熱は、消長がある。

時々、右わき腹に違和感が生じる。

当初、ALTが少し高く、フェリチン値が高値。

その後、ALTは正常範囲となったがフェリチン値が高いまま推移している。フェリチン値と血管内脱水以外、大きな特筆事項は判明していない。

加えて、不眠・耳鳴りがあり、特に耳鳴りが、発狂しそうなほど辛い。
また、5月18日に、手の指の関節の掌側に、うっすらと紫斑が現れた。



という状況なので、ずっと、漢方というか生薬を煎じ、それとエキス剤、及び甘草の代わりにグリチロンを使用し、それで調整している。


最近使っているのは、

・知母(抗ウイルス・抗炎症・清熱・保水、及び、黄連解毒湯などによる傷津の補正)
・黄連解毒湯(抗炎症・抗ウイルス・清熱作用など)
・川玉金(血行改善・抗ウイルス・抗炎症作用)
・グリチロン(甘草が手元になかったので、代替)

これに、脱水がひどくなれば、百潤露を加え、川玉金などで肝の傷津・傷血がひどくなって右わき腹に違和感が生じれば、グリチロンの代わりに芍薬甘草湯を使用。

不眠・耳鳴りに関しては、とりあえず後回し。
それら以外の症状については、これらは、非常によく効いている。


ネット上に、漢方薬の処方などが出てきてはいるが、37.5℃というよーわからん世間の壁に基づき、高熱が出た場合のものばかりのような気がする。
麻黄や石膏なんか使えんって。
微熱やこういった慢性的な経過をたどる場合の処方は出てこないので、ここに書いておかなければ、と思う。

新型コロナウイルス感染症によって、肝臓などが悪くなった人の状態をネットで見ていると、同じような経過をたどり、血管内脱水や血栓が生じているらしい


が、漢方薬が切れてくると、また元に戻る感じ。
なので、根本原因を抑える薬を処方してくれる病院を探していた。

が、うちの地元では、こういった科学的な報告は無視して、肺炎がなければ新型コロナウイルス感染症でないという、保健所判断が出る。よって検査対象ですらないので、処方されるわけもなく、現在に至っている。

そんな中、受け入れてくれる病院を探していたのだけれど、地元は全滅。受信した医師らも、新型コロナウイルス感染症を疑うも、保健所判断が出ているので、どうにもならない状況。

そんな、生殺しのような状況がもう3か月以上続く中の一昨日、いろいろ病院をネットで検索していて、とある病院に行き当たった。
そしてこれまでの経過を電話で伝えると、それは新型コロナ感染の可能性が高いね、薬を処方してあげるよ、と言われた!!
受け入れてくれる病院が、ようやく、ようやく、かなり遠方だけど、見つかった!!!

なので、他の人に感染させる恐れはないだろう、という判断も出ているので、つれあいは今日、その病院へと旅立った。
ここは現在も緊急事態宣言中で、不要不急の外出は自粛せよということだけれど、ここではだれも助けてくれず、要・急の事態であるので、仕方がない。
本当は、私も付き添いで行きたかったけれど、せめて、と思い、自粛した。

ちゃんと薬をもらえて、無事に帰ってくることを祈る!!