ここんとこ、更年期か?という症状が強くなってきた。
なんかしわが増えた気がするし、白髪も目立つような気がする。
疲れやすい。腰が痛い。頭が痛い。突然のぼせる。
これまで脾胃の陰虚が一番表で、その下の方に腎虚があったんだけど、腎陰虚+肝の火旺が強くなった。
じゃあ、どうすべ、と。
そのうち、一応女性ホルモン値を検査しに行こうかな~と思うけど、めんどくさいので行かない可能性大。
なんかのついでがあったら、検査してもらおうかな、程度。
分かったところでちゃんと対処してもらえるとは思わないしな。
ということで、目下調剤をいろいろ考えているところ。
とりあえず、これまでは、脾胃の陰虚に対応する、石膏、葦茎、麦門冬、北シャジン、西洋人参、黄精なんかを主体にして、肝腎陰虚にはそれにプラスカンレンソウなんかで対処してたんだけど、それではどうにもならなくなってきた。
ということで、見直し。
重症のときは、生薬は動物性のものがいい。
以前、腸が重度に癒着し、虚がひどかった時には、動物性のものは胃腸に負担がかかりすぎて使いづらかったけど、今ならいけるはず。
腎陰虚に対応する動物性生薬をつらつら考えるに、亀板は手元にあるけど、補血作用が強いので、目下の多血症気味の私には不適。
ということで、スッポンをチョイス。
スッポンの甲羅は、鼈甲という生薬で 寒、鹹、帰経は肝・脾・腎
滋陰潜陽、軟堅散結、破瘀通経の作用がある。
一方、スッポンの肉は、甘、平、帰経は肝・腎で、滋陰潜陽、軟堅散結、涼血、破血、精虚熱、鎮静作用がある。
ちょっと違ってる。
で、私はというと、胃腸が強くなくて血熱がこもりやすいので、胃腸にやさしい甘で、涼血作用のある肉の方が適するはず。
でも、肉の方は、生薬として見つからない。
さて、どうすべ、と一瞬困ったけど、そういや、サプリがあるじゃないか、と思いつく。
で、ネットサーフィンしてみたら、出るわ出るわ。
こんなにサプリが出回ってたのか!と驚いた。
ただし、スッポン肉単独ってのは出てこなくて、どこの部位を使ってるのかわからないものがほとんどだし、もろみ酢、黒酢、朝鮮ニンジン、シジミ、ニンニクなどなど、いろいろなものが配合されてるのばっかり。
酢は温性だし脾胃に刺激があるので、私はダメ。朝鮮ニンジンなんかは、論外。
多くの製品が温性のものを配合されてる。
ま、中庸に近づけて使える人の窓口を広げるならその方がいいんだろうけど、熱証の私には使いにくいったら。
で、ようやく見つけたのが、「すっぽんの恵み」という商品。
肉と縁ぺらを使ってるということがはっきりしてるし、配合してるのが、ビタミンCなどだし。ただ、ビタミンEやDHAも入ってて、こっちは経験上温性ってわかってるので、どうしたもんかな、とは思うけど、黒酢とか何とかよりはずっとまし。
で、サンプルもらって飲んでみたら、確かにほてりや頭痛、腎虚のもろもろの症状は軽減する。
おおお~と思ったね。
確かに、潜陽されてるし、補腎されてる。
ただし、やっぱり私は熱症が強いので、いくら潜陽涼血作用があるといえど補益性の高いものを使えば、当然尿が強く黄色味を帯びるし、頭が痛くなる(飲まない状態での頭痛とは別の部分が痛い)。
それに、脾胃の陰虚にはあまり・・・
なので、これまで使ってた生薬から補腎のカンレンソウを抜いて、石膏など清熱剤を増やすなどして、今、いろいろ調整中。
今日で、サプリを併用して3日目なんだけど、今のとこドストライク!とはいかないけど、日常生活の苦痛をかなり軽減はできてる。
これぐらいなら、結構簡単だな。
と、自分では思う。
けど、こんな風に調整できない一般の人って、ものすごく大変だな~とも思う。
更年期症状ではないかと思うあの状態を、生薬を使った調整なしに過ごすのは、私には耐えきれないや。
ま、それまでも似た症状と闘ってきたからね。
年季が違うってことで。
あ、そうだ。
ただしスッポンには、破血作用があるので、妊婦には禁忌。
「すっぽんの恵み」商品に同封されてたQ&Aには、妊娠中にもこのサプリを飲んでも問題ない、などとあるけど、中医学的には大問題。
妊娠中に破血作用のある生薬を使ったら流産の恐れがあるので、飲んじゃダメ。
それから、血虚の人も、余計に血虚がひどくなる恐れがある。
それから、月経過多とかの出血しやすい人も。
腎虚からくる月経過多や出血傾向にはいいかもしれないけど、それ以外の原因であれば、破血通経作用で、さらに出血量が増えちゃうだろうな。
胃腸の弱い人も。
「飲んだ初期にはおなかが緩くなることもあるが、そのうち元通りになることが多い」なんてことも書いてあるけど、ほんとに脾胃が弱い人って、無理に飲んでると、余計に弱るからね。それも注意。
それに、当然、実証の強い人にも向かない。
あと、他社の製品「すっぽん黒酢」とかだと、スッポンでダイエット!なんて誇大広告してたりするけど、ダイエットにはならない。
私の場合、「すっぽんの恵み」を服用後確かに下腹部の腹囲が減ったんだけど、これ、腎虚でむくんでたのが改善したのと、破血作用で、手術跡の血行が良くなったためと思う。
本当の意味では全然ダイエットされてない。
ダイエットに向けて動けるようになるよ、ということならわかるけどね。
ということで、このブログがちょっとでもお役に立てれば幸いです。
[https://health.blogmura.com/kanpou/ ]
なんかしわが増えた気がするし、白髪も目立つような気がする。
疲れやすい。腰が痛い。頭が痛い。突然のぼせる。
これまで脾胃の陰虚が一番表で、その下の方に腎虚があったんだけど、腎陰虚+肝の火旺が強くなった。
じゃあ、どうすべ、と。
そのうち、一応女性ホルモン値を検査しに行こうかな~と思うけど、めんどくさいので行かない可能性大。
なんかのついでがあったら、検査してもらおうかな、程度。
分かったところでちゃんと対処してもらえるとは思わないしな。
ということで、目下調剤をいろいろ考えているところ。
とりあえず、これまでは、脾胃の陰虚に対応する、石膏、葦茎、麦門冬、北シャジン、西洋人参、黄精なんかを主体にして、肝腎陰虚にはそれにプラスカンレンソウなんかで対処してたんだけど、それではどうにもならなくなってきた。
ということで、見直し。
重症のときは、生薬は動物性のものがいい。
以前、腸が重度に癒着し、虚がひどかった時には、動物性のものは胃腸に負担がかかりすぎて使いづらかったけど、今ならいけるはず。
腎陰虚に対応する動物性生薬をつらつら考えるに、亀板は手元にあるけど、補血作用が強いので、目下の多血症気味の私には不適。
ということで、スッポンをチョイス。
スッポンの甲羅は、鼈甲という生薬で 寒、鹹、帰経は肝・脾・腎
滋陰潜陽、軟堅散結、破瘀通経の作用がある。
一方、スッポンの肉は、甘、平、帰経は肝・腎で、滋陰潜陽、軟堅散結、涼血、破血、精虚熱、鎮静作用がある。
ちょっと違ってる。
で、私はというと、胃腸が強くなくて血熱がこもりやすいので、胃腸にやさしい甘で、涼血作用のある肉の方が適するはず。
でも、肉の方は、生薬として見つからない。
さて、どうすべ、と一瞬困ったけど、そういや、サプリがあるじゃないか、と思いつく。
で、ネットサーフィンしてみたら、出るわ出るわ。
こんなにサプリが出回ってたのか!と驚いた。
ただし、スッポン肉単独ってのは出てこなくて、どこの部位を使ってるのかわからないものがほとんどだし、もろみ酢、黒酢、朝鮮ニンジン、シジミ、ニンニクなどなど、いろいろなものが配合されてるのばっかり。
酢は温性だし脾胃に刺激があるので、私はダメ。朝鮮ニンジンなんかは、論外。
多くの製品が温性のものを配合されてる。
ま、中庸に近づけて使える人の窓口を広げるならその方がいいんだろうけど、熱証の私には使いにくいったら。
で、ようやく見つけたのが、「すっぽんの恵み」という商品。
肉と縁ぺらを使ってるということがはっきりしてるし、配合してるのが、ビタミンCなどだし。ただ、ビタミンEやDHAも入ってて、こっちは経験上温性ってわかってるので、どうしたもんかな、とは思うけど、黒酢とか何とかよりはずっとまし。
で、サンプルもらって飲んでみたら、確かにほてりや頭痛、腎虚のもろもろの症状は軽減する。
おおお~と思ったね。
確かに、潜陽されてるし、補腎されてる。
ただし、やっぱり私は熱症が強いので、いくら潜陽涼血作用があるといえど補益性の高いものを使えば、当然尿が強く黄色味を帯びるし、頭が痛くなる(飲まない状態での頭痛とは別の部分が痛い)。
それに、脾胃の陰虚にはあまり・・・
なので、これまで使ってた生薬から補腎のカンレンソウを抜いて、石膏など清熱剤を増やすなどして、今、いろいろ調整中。
今日で、サプリを併用して3日目なんだけど、今のとこドストライク!とはいかないけど、日常生活の苦痛をかなり軽減はできてる。
これぐらいなら、結構簡単だな。
と、自分では思う。
けど、こんな風に調整できない一般の人って、ものすごく大変だな~とも思う。
更年期症状ではないかと思うあの状態を、生薬を使った調整なしに過ごすのは、私には耐えきれないや。
ま、それまでも似た症状と闘ってきたからね。
年季が違うってことで。
あ、そうだ。
ただしスッポンには、破血作用があるので、妊婦には禁忌。
「すっぽんの恵み」商品に同封されてたQ&Aには、妊娠中にもこのサプリを飲んでも問題ない、などとあるけど、中医学的には大問題。
妊娠中に破血作用のある生薬を使ったら流産の恐れがあるので、飲んじゃダメ。
それから、血虚の人も、余計に血虚がひどくなる恐れがある。
それから、月経過多とかの出血しやすい人も。
腎虚からくる月経過多や出血傾向にはいいかもしれないけど、それ以外の原因であれば、破血通経作用で、さらに出血量が増えちゃうだろうな。
胃腸の弱い人も。
「飲んだ初期にはおなかが緩くなることもあるが、そのうち元通りになることが多い」なんてことも書いてあるけど、ほんとに脾胃が弱い人って、無理に飲んでると、余計に弱るからね。それも注意。
それに、当然、実証の強い人にも向かない。
あと、他社の製品「すっぽん黒酢」とかだと、スッポンでダイエット!なんて誇大広告してたりするけど、ダイエットにはならない。
私の場合、「すっぽんの恵み」を服用後確かに下腹部の腹囲が減ったんだけど、これ、腎虚でむくんでたのが改善したのと、破血作用で、手術跡の血行が良くなったためと思う。
本当の意味では全然ダイエットされてない。
ダイエットに向けて動けるようになるよ、ということならわかるけどね。
ということで、このブログがちょっとでもお役に立てれば幸いです。
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