危ない「漢方のお医者さん」との戦いの記録

「専門家」が誰も助けてくれなかったので、独学・自分の体で命をかけて漢方薬の人体実験した記録。書いてあるとおりかなり危ない状況だったので、安易にまねしないでね。

2016年02月

最近、中医学をちっと一から勉強してみようかい、と思った。
んで、某講座に申し込み。
私にとっての大金3万円を振り込んで。

が・・・
結果、大失敗。

ここで何度も書いてきたような、私が良く思っていない「東洋医学の専門家」のテンプレート通りの主張を目にして、しょっぱなからトーンダウン。

もしこういった主張が日本にいる中医学の専門家の間でも主流とすれば、まだまだ日本では中医学はとてもじゃないけど信用されないし普及もしないなぁ…とも思った。

中医学のほうというか中国のほうは向いてるけど、日本の現状や患者の方は向いてない感じ。

北風と太陽なら、思いっきり北風、コートを脱がせられないどころか家からも出られない天候、といった印象を受けたな。
それが自然環境に存在することは必然なんだけど、家から外出させたりコートを脱がしたりはできないな、と。

その点さえ我慢してれば、その先にあるものは、多分得るものは多いと思うんだけど。
でも、これまでそういう主義主張のせいで、私のみならずこれまで直接・間接的に知った人たちがひどい目に遭ったことは、よく知ってる。
その講座を反発心を隠しつつただ黙って受け続けるってのは、最終的な知識を得るためならありだけど、一時はそうしよっかな、とも思ったけど、でも、黙ってるってことは、事実上その主義主張を受け入れてるわけで。
そうするとその結果、その講座に疑問を持たず育てられた人たちは、さらに患者に対してよろしくない対応をする可能性があるんだよね。
現実問題として、そういう言動は、患者に深刻なデメリットを与える恐れがあるんだもん。

じゃあ、黙ってるってことは、それに手を貸す行為にならないか?と思っちゃったわけ。
それは、私が最も避けたいことでさ。

で、メールで指摘しちゃったあほな私。
私もたいがい北風だけど。笑

ということで。
お金を払ったんだから、その分のテキストを送ってもらえるならいいけど、ストップされたらされたで、しょうがない。

ストップされるとすれば、ああ、私の3万円・・・それだけあればどんだけ生薬や文献買えたか・・・とも思ったりするが。
ま、私があほだった、ということで。

多分、私は、今、切羽詰まってないからこうできるんだろうな、とも思った。
昔みたいに、知識をつけなきゃ死ぬ!って状況なら、我慢してたと思う(ホントか?)。

・・・って、いい子ちゃん的に書いたけど、そういや、一番の怖いのは、他人が傷つくことより、自分が傷つくことだな。
同じような主張を繰り返し聞くと、フラッシュバックが起こる可能性もあるし。
その講座を受けた受講生から、現実的に被害を受ける可能性もあるからな。
はは。
きれいごとを言っても、結局本音は自己保身だな。へっ

さて。
この件でもう一つ思ったのが、やっぱ、大手のカルチャーセンターってすごいわ、ってこと。
私が中医学の初歩の初歩を勉強するのに一押ししてる、東京カルチャーセンターの薬膳アドバイザー養成講座のテキストって、やっぱ、いいな、とあらためて思ったな。

日本では、中医学の公的な教育って、ゼロではないけどあまりされてないし、中医学の専門家自体数が少ないこともあって、そういった中医学の教科書自体のチェック機能がちゃんと働いてない場合が多い気がする。
今回の件のテキストも、個人の主義主張が出すぎてるように思うし、なんか体系だってない。極論的表現があるし、初歩のテキストのはずなのに唐突に難しい概念が出てきたりするかとおもえば、そうじゃない表現もあるし。
(言いたい放題だな、私。)
複数の目でチェックしつつ作れば、そういう問題はクリアできるはずなんだけどね・・・

一方、東京カルチャーセンターのテキストでは、中医学的には、いろいろ異論が出てくるだろうなと思う内容ではあるんだけど、その点はさておき、現在の日本人に、受け入れやすいような作りになっている。
ちゃんと何度も校正されて(るはず)、中医学の専門家のみならず、そうでない人の校閲の経てる(はずだ)から、変な極論は出てこないし、客観的な表現になってるし。

やっぱ、大手って、こういところがすごいよな~とも思った。
大手だからこその問題も多いけど。

さて。
今回の件では、デメリットばかりじゃなかった。
一番のメリットは、その一連のメールの流れで、中国の文献サイトを紹介してもらえたことだな。
ちなみに私は中国語はだめ。読むスピードはとんでもなく遅い。
サイトならば、中国語の自動翻訳にまずかけて~それで出てくるのは当然わけわからん文章だけど、それでも文章の構成とか単語のヒントとかは出てくるので、そっから原文と比較して各単語を調べて~なんてことをやるので、読むスピードはもちろん亀以下。
バリバリの中医学の文献は見慣れた単語がたくさん出てくるので割とすんなり読めたりするけど(もちろん遅いけど)、そうじゃない要素が強いと、余計に遅くなる。
それでも結構面白いので、いろいろ見てみようと思う。


と、ここまで書いて、気づく。
つい動いちゃうんだよな・・・いかんいかん

しばらく出てこないと昨日書いたにもかかわらず、出てきちゃったし・・・
とりあえず、自分の体のために、サイト見たりブログ更新したりせず、休みます。
(また出てきたりしてな)




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最近、家族が入院したりなんだりしたけど、今、すっかり安心できたとこ。
遠方の病院に行ったりしたので、長時間車を運転したり、ホテルに宿泊したり、コンビニおにぎりで済ませたり、その反動かなんか知らんがバカ食いしたり、その合間をぬってパソコンに向かっていろいろやったりしてたもんで、体調は、それはもう・・・それなりに。

なんか、体が一回り大きくなった気がする。
あほな食生活したせいも大きいけど、多分これ、精虚生湿が悪化したんだと思う。

いつも、なんかのきっかけで精虚が悪化すると、腰は痛いわ髪は抜けるわむくむわ持病の頸椎性神経根症の症状が出てくるわ、という感じに。

今まさに、そんな感じ。
むくみで体が重い。顔もパンパン。

一番の問題は、首や腕が痛いこと。
これ、ホテルの体に合わない枕と柔らかすぎるマットレスでやられたんだと思う。
今度ホテルに泊まるときは、枕持ち込んで床にシーツ敷いて寝てやろうかと思う今日この頃。
ホテルの寝具が使えないってのも情けないというか金がもったいないというか。泣

とにかく、一山超えて、その後、いろいろたまってたことを片付けつつ体の立て直しを図ろうとしてたんだけど、なんか調子が良くならない。
方剤はそれなりに調整したはずだし、間違ってはないはずだし・・・と考えたけど、そのうち、根本的に方向性を間違ってたことに気づく。

んで、しばらく何にもしないと決めて実行してみたら、よくなってきた。
単に、休息が必要だったんだよね。私の体。
なんか、心身ともに疲弊してたみたい。

はぁぁぁ。
やっぱ、休息って、ほんと必要だよね・・・
方剤とか考える以前に、やることあるよね・・・
と、いまさらながら。


もちろんその間も湯液は飲んでたし、首のほうには、神経根症の部分に重点的にお灸したけどね。

ちなみに今回、火を使わず貼るだけのお灸の商品、千年灸太陽に、ほんとにお世話になりました。
火をつけるタイプのお灸のほうがピンポイントに狙えるので、自宅では、そっちでしてるけど、ホテルなんかの出先だと、火をつけるタイプのお灸が使いづらいから、どうしようかと思ったんだけど。
下手に鍼灸院なんかへ行くと、私の場合ほぼ100%体調が悪くなるから、自分でするしかないしさ。

その点、千年灸太陽は簡便だし目立たないし、そこそこ効くね。
出先での応急処置的には、最適だ。

あと、家族の病気は、治療の難易度としては、現代医学で簡単に治るものだったんだけど、それが判明するまで時間がかかったので、その間心が修羅場だった。

確定診断まで時間がかかったのは、私が薬膳で、短期のうちに症状および血液性状を改善してしまったがために、診断が難しくなってしまったのかも、なんてことも考えた。
中医学的には、軽減はできても、根治は難しいタイプの病気だったしね。
(ちなみに、私は家族に医薬品は使ってません。使ったのは食品のみ。)

うーん。でも、ちゃんと病院にかかってたのに、あれだけ苦しんでたのをほっとけなかったからなぁ・・・ま、私は薬膳やらなくても、結局は診断に時間がかかったとは思うけど・・・でもなぁ・・・と、そういう意味では現在も修羅場。

まあ、いいや。
結果オーライ。
何にせよ、病院の検査って、ほんと大事だよな~と心底思ったね。

なんかまだ眠いので(たぶんまだ疲れが残ってるプラス、春の肝の暴走が多少)、ちゃんと元気になるまでまたしばらく更新しないかも・・・でも気が向いたら来るかも。



なんかバタバタしてて、更新が滞りがち。
とりあえず、家族の体調問題は峠を越えて、あとは長い回復期になるだろうな。多分。
なんかほっとして、昨日は病院からうちに帰って以降、ずっとうつらうつらしてた。
人間こんなに長く寝られるものなのか!!とびっくりするぐらい。
ストレスで私の胃熱も再燃した気がするけど、ま、良くなっていくでしょぅ。

自分自身はといえば、目下、脾陰虚・胃熱・胃陰虚がメインで、精虚が根底にあるから、生薬は以下の内容に。
現在使っているのは、石膏、黄精、バクモンドウ、北シャジン、麦芽。
なんか、えっらい生薬数が減ったぞ。

で、黄精、やっぱすごいわ。
久服しないと効かない、なんて書いてあったりするけど、ピタッとはまれば、効果はすぐに感じられるのね、と思ったな。
もちろん続けないとだめだけど。
服用すると、舌の赤みとかがすっと消えたし、抜け毛があっという間に止まった。
おおお、すげぇぇぇ!!!

ただ、黄精は腐滞させるから、本当に脾が弱ってるときには使えないけどね。
だいぶ腸の状態がよくなったとはいえ、それでもやっぱちょい問題ありなので、舌に苔がついてきたから、麦芽を入れたんだけどね。
プリン体の多い麦芽による高尿酸血症は気をつけなきゃいけないけど。
本当は少し理気剤も使いたいとこだけど、理気剤は傷陰するから、使用しないでちょっと様子見。

本来、脾陰虚時には、黄精だけじゃなくて、山薬、白扁豆、ヨクイニン、連肉なんかを配合した方剤が使われたりするんだけど、私の場合、精虚生湿なので、利水する白扁豆、ヨクイニンは禁忌。
(実際使ってみたけど、やっぱダメだった。分かってても試してみるアレな私。はは)
んで、目下の私の場合、脾は、気虚≪陰虚であるので、補気>補陰の山薬を使うと、熱がこもって嫌な感じがする。
よって、パス。
黄精が手元に来るまでのちょっとの間、石膏をバカスカ併用しつつ山薬で代用してたけど。
黄精は補陰>補気なので、やっぱ、こっちだよな、と感じる。

腸の調子を見つつ、連肉や牡蛎の使用も視野に入れつつ、とりあえず維持してます。

今は日照時間が長くなってさらにこの辺は晴天が続いてるので、こういう時は以前までの私だったら、春の肝気の暴走で、確実に寝込んでるはず。
でも、今は、問題ないとは言えないけど、なんだか元気。
さすが、脾の調子を上げると、肝の状態も落ち着いてくるなぁ、と実感中。



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