先日の手術で、長年の懸案がひとつ解決した。
あくまでも「ひとつ」
全部が解決したわけじゃない。
とりあえず、肝陰虚とそれに伴う陰虚火旺・肝気鬱結、気虚等は、現在も取り組み中。
あくまでも「ひとつ」
全部が解決したわけじゃない。
とりあえず、肝陰虚とそれに伴う陰虚火旺・肝気鬱結、気虚等は、現在も取り組み中。
そのうえで、私の腸の状態について、時系列に沿ってまとめてみた
1回目術前:脾気虚(上熱下寒の複雑な状態により、子宮筋腫発生)
↓
1回目手術により腸が重度に癒着
↓
脾気虚にさらに腸の気滞血瘀発生
腹の痛み、不消化便、ガスがたまる、など
腸の機能低下により、漢方薬(特に重い補陰剤と腸に負担のかかる清熱剤)の吸収が悪くの効き目が悪い状態に
腹の痛み、不消化便、ガスがたまる、など
腸の機能低下により、漢方薬(特に重い補陰剤と腸に負担のかかる清熱剤)の吸収が悪くの効き目が悪い状態に
↓
加齢及び子宮筋腫による慢性的な失血によりさらに腸の機能が衰える
↓
肝の陰虚火旺悪化
↓
腸が巻きついていた左卵巣がチョコレート嚢腫化、さらに腸に負担がかかる
↓
↓
肝陰虚さらに悪化→腸の状態悪化のループに
↓
2回目手術により癒着剥離及び子宮筋腫摘出し失血を防止
↓
腸の状態かなり改善、現在に至る。
目下これまで難しかった補陰・清熱にいそしむ毎日
目下これまで難しかった補陰・清熱にいそしむ毎日
という状況ではなかろうかと。
そもそも最初の手術で何でこんなに癒着したかというと、脾気虚などで、もともとおなかの動きがよくなかったから。
本来、手術するにしても、気虚(及び陰虚火旺)をどうにかしてからじゃないと、非常に危険な状態だったとわかる。
っつーか、今の私なら、1回目の手術する前に、当時あった直径2センチ未満の筋腫なら、手術しなくてもどうにでもなりそうな気がするし。
たかだかそんな程度のもののために、私の大事な十年以上の歳月を苦しくつらいものにしてしまったわけだな。
でも、当時の私にそんな知識もあるわけがなく、それができる専門家も、私には見つけられなかった。
でも、当時の私にそんな知識もあるわけがなく、それができる専門家も、私には見つけられなかった。
今回私を助けてくれたのは、西洋医学。
でも、長年苦しくつらい目にあわせたのも、西洋医学。
そして西洋医学で見放されたつらい状況を何とか助け、大手術の侵襲から救ってくれたのは中医学。
でも、長年苦しくつらい目にあわせたのも、西洋医学。
そして西洋医学で見放されたつらい状況を何とか助け、大手術の侵襲から救ってくれたのは中医学。
あと思ったのは、私がこうなってからやっぱり術後腸がひどく癒着(多分)した人と会ったりしたんだけど、やっぱり軒並み気虚が根底にあったな。
気虚の人って癒着しやすいんだろうなぁ。
気虚の人って癒着しやすいんだろうなぁ。
ちなみに、今回、手術に乗った医師の一人(日本漢方をかじっているらしい)から、「(私の)臓器は虚症の臓器じゃなかったよ」と言われた。
私も疾患を持つ哺乳類のナカミをぜんぜん見ていないってわけじゃないので、彼の言いたいことはわかる。
彼が言っているのは、なんか力がなくて白っぽくて・・・と言う臓器の状態ではなかろうかと思う。
彼が言っているのは、なんか力がなくて白っぽくて・・・と言う臓器の状態ではなかろうかと思う。
でも、それ、気虚の臓器だよ。
私の場合、気虚は改善してきていて、目下の問題は陰虚だから。
陰虚の臓器って、多分、赤っぽくて炎症を起こしやすくてみずみずしくなくて(組織間に水分が多いとこれ分かりづらいはず)・・・と言う状態でなかろうか。
陰虚の臓器って、多分、赤っぽくて炎症を起こしやすくてみずみずしくなくて(組織間に水分が多いとこれ分かりづらいはず)・・・と言う状態でなかろうか。
いや、白っぽくなくても、虚証の場合があるからね・・・とは、その発言をした医師本人には言ってないけど。
うーむ。
「陰虚」を把握できてないって、こういうとこにも現れるのね・・・と思ったね。
「陰虚」を把握できてないって、こういうとこにも現れるのね・・・と思ったね。