ここんとこ、指の痛みというか違和感の緩和のため、しばらくパソコンはお休みしてた。
たぶん、もともと腱鞘炎みたいなのがあって、加齢とともに弱いとこに出たんだろうと思う。(ボレリアかリウマチか何かな~???とだいぶ心配してたけど、その辺は何も出なかった)
たぶん、もともと腱鞘炎みたいなのがあって、加齢とともに弱いとこに出たんだろうと思う。(ボレリアかリウマチか何かな~???とだいぶ心配してたけど、その辺は何も出なかった)
で、だいぶよくなってきたので、とりあえずアップ。
私はずっと長い間、甘草と西洋人参を避けてきた。
だって、それらを摂取すると、なんかむくむわ顔や舌が紫になるわ気分が悪くなるわ、なんか性周期もおかしくなるわ、という怖い状況だったから。
だって、それらを摂取すると、なんかむくむわ顔や舌が紫になるわ気分が悪くなるわ、なんか性周期もおかしくなるわ、という怖い状況だったから。
現在は、その両方とも、なくてはならない状態。
私は気虚だし陰虚だし熱証だしあちこちに炎症があるし。
私は気虚だし陰虚だし熱証だしあちこちに炎症があるし。
使ってわかるけど、党参よりは西洋人参のほうが、ずっといいわ。やっぱり。
党参は朝鮮人参の代用で4倍量を使わなければならない。
けれど、朝鮮人参は温性、党参は平性なので、熱証の場合には使いにくい。
だから、熱証なら寒性の西洋人参がいいのは当然。
でも、私は使えなかった。
党参は朝鮮人参の代用で4倍量を使わなければならない。
けれど、朝鮮人参は温性、党参は平性なので、熱証の場合には使いにくい。
だから、熱証なら寒性の西洋人参がいいのは当然。
でも、私は使えなかった。
これ、今はわかる。
実証(仮実)が大きかったから、この二つを使えなかったんだ。
実証(仮実)が大きかったから、この二つを使えなかったんだ。
まずは湿熱。というか、湿。
水がたまっているところに余計に水をためるこれら生薬を使ったら、余計に悪くなるわな。
湿があるところに持ってきて血瘀があれば(水がたまると血も滞りやすくなるからね)、そりゃ、血瘀も悪化するわ。
んで、当然補気剤を使えば気滞は悪化する。
で、実熱がひどいときに補益剤を使えば実熱が悪化するのは当然。
これら、全部だったんだな。
水がたまっているところに余計に水をためるこれら生薬を使ったら、余計に悪くなるわな。
湿があるところに持ってきて血瘀があれば(水がたまると血も滞りやすくなるからね)、そりゃ、血瘀も悪化するわ。
んで、当然補気剤を使えば気滞は悪化する。
で、実熱がひどいときに補益剤を使えば実熱が悪化するのは当然。
これら、全部だったんだな。
西洋人参は月経周期を乱すことがあるといわれるけれど、当然これら仮実が悪化すれば、そりゃ月経周期も乱れるわな。
つまり、どっかネット上で書いてあったように、西洋人参はどんな人も使える!!!なんて都合のいい生薬じゃないわけだ。
つまり、どっかネット上で書いてあったように、西洋人参はどんな人も使える!!!なんて都合のいい生薬じゃないわけだ。
そして現在、これら仮実を改善してきたから、ようやく甘草と西洋人参が使えるようになった、と。
で、目下だいぶ使う生薬が整理された。
結局、現在使用しているのは、石膏・茵蔯蒿・芍薬・西洋人参・香附子・牡蠣・水牛角・山梔子・黄芩・黄柏・板藍根・キンギンカ・麦芽・枳穀・炒茜草・甘草・連肉・茯苓。これに、ビオフェルミンと、DHCの鉄剤にビタミンC少々
結局、現在使用しているのは、石膏・茵蔯蒿・芍薬・西洋人参・香附子・牡蠣・水牛角・山梔子・黄芩・黄柏・板藍根・キンギンカ・麦芽・枳穀・炒茜草・甘草・連肉・茯苓。これに、ビオフェルミンと、DHCの鉄剤にビタミンC少々
西洋人参を使えるようになったので、補気剤の山薬・党参は中止。
関節の痛みがだいぶよくなったので、陰虚を悪化させるジンギョウ・桑枝は中止。(西洋人参を使うようになって、指に最後まで残ってた違和感が取れつつあるし)
補陰の西洋人参を使えるようになったので、麦門冬・天門冬・玄参は中止。おかげで腸の調子がよくなった。
西洋人参の補陰作用が強いので利水する茵蔯蒿を増やすことができ、そのために疎肝作用も強くなったので、川楝子は中止(小毒と書いてあるのでずっとやめたいなぁと思ってた。ラッキー)。
ただ、やっぱり保水作用が強いので、茯苓でおなかのゆるさを調整
関節の痛みがだいぶよくなったので、陰虚を悪化させるジンギョウ・桑枝は中止。(西洋人参を使うようになって、指に最後まで残ってた違和感が取れつつあるし)
補陰の西洋人参を使えるようになったので、麦門冬・天門冬・玄参は中止。おかげで腸の調子がよくなった。
西洋人参の補陰作用が強いので利水する茵蔯蒿を増やすことができ、そのために疎肝作用も強くなったので、川楝子は中止(小毒と書いてあるのでずっとやめたいなぁと思ってた。ラッキー)。
ただ、やっぱり保水作用が強いので、茯苓でおなかのゆるさを調整
牡丹皮・サンリョウ・竜骨・センギョクキンあたりは、月経周期にあわせてそのつど調整に使おうかと。
ついでにいうと、前に書いた赤帯は、西洋人参を使うようになって、完全になくなった。
使う生薬の数が多すぎる!なんていわれてたけど、複雑な病態のときは減らすの無理だって!!!と、今も思う。
特に、移行期のときは、いろいろ使わないとだめだわ。
でも、生薬数を減らせてよかった・・・(金銭的に)。
特に、移行期のときは、いろいろ使わないとだめだわ。
でも、生薬数を減らせてよかった・・・(金銭的に)。