ほとんどの中医学の教科書には、歯痕は、気虚の表れだ、と書いてある。
でも、どうも、そうとも限らないみたい、ってことが、このたび身をもって分かったよ。
でも、どうも、そうとも限らないみたい、ってことが、このたび身をもって分かったよ。
私には、舌診に興味を持ち出して見始めた頃から、舌に歯の跡がある。
で、もともと気虚がひどかったから、さもありなん、と思ってた。
でも、どうも、歯痕には、2種類のタイプがあるみたい、ってのも、そのうち気付いた。
見た目からして違うし、それぞれが現れる体調も違うみたいだし。
で、もともと気虚がひどかったから、さもありなん、と思ってた。
でも、どうも、歯痕には、2種類のタイプがあるみたい、ってのも、そのうち気付いた。
見た目からして違うし、それぞれが現れる体調も違うみたいだし。
気虚が前面に出てる時の歯痕は、やわらかい粘土にそのまま歯型をとったような、ぽわんとした感じの痕。
でも、月経前などに特に顕著になるタイプの歯痕は、例えるなら、下手な人が作ったギョウザの、ひだの部分みたいな感じ。
見た目もっとギザギザして、痕の中でもとがった部分はより鋭角な感じ。
なんとなく縁のほうが膨らんでるけれど、気虚のときの歯痕よりは、明らかに痕のついた部分の厚さは薄い。
でも、月経前などに特に顕著になるタイプの歯痕は、例えるなら、下手な人が作ったギョウザの、ひだの部分みたいな感じ。
見た目もっとギザギザして、痕の中でもとがった部分はより鋭角な感じ。
なんとなく縁のほうが膨らんでるけれど、気虚のときの歯痕よりは、明らかに痕のついた部分の厚さは薄い。
しばらくは、気虚がひどかったから、気付かなかったんだけれど、大分気虚が落ち着いて、普段はあまり前者のタイプの歯痕が目立たなくなってきてから、後者のタイプの歯痕が顕著になってきた。
で、もちろん、なんかの折に、気虚がぶり返すと、前者のタイプの歯痕になるし。
で、もちろん、なんかの折に、気虚がぶり返すと、前者のタイプの歯痕になるし。
だから、ずっと気になっていて、この違いは何だろう、と思っていた。
今までは、そういう時は、月経前が多かったから、月経前で陰血が足りなくなってて、その影響で気虚が亢進してるのかなぁ??なんて考えたりもしたけれど、どうも違うクサイ。
今までは、そういう時は、月経前が多かったから、月経前で陰血が足りなくなってて、その影響で気虚が亢進してるのかなぁ??なんて考えたりもしたけれど、どうも違うクサイ。
で、このたびようやく、「症状による中医診断と治療 上巻」の中に、答えを見つけた。
これによると、「舌の辺縁が凹凸不整で鋸歯状のものは、肝の気血鬱滞である。」そうな。
2ページにわたる歯痕の解説の中で、これ一行だったけれど、あー、そうそう、それそれっ!!!って、思ったね。
だって、このタイプの歯痕が顕著な時って、なんか胸が詰まってて、胸脇部が痛くて、胸が張ってたり、舌がちょっと紫がかってたり、舌の裏の静脈がちょっと目立ってたり、ってことには気付いていたから。
んで、確かに、このたび、疏肝がきちんとなされるようになって、後者のタイプの歯痕も、ちょっと改善。
これによると、「舌の辺縁が凹凸不整で鋸歯状のものは、肝の気血鬱滞である。」そうな。
2ページにわたる歯痕の解説の中で、これ一行だったけれど、あー、そうそう、それそれっ!!!って、思ったね。
だって、このタイプの歯痕が顕著な時って、なんか胸が詰まってて、胸脇部が痛くて、胸が張ってたり、舌がちょっと紫がかってたり、舌の裏の静脈がちょっと目立ってたり、ってことには気付いていたから。
んで、確かに、このたび、疏肝がきちんとなされるようになって、後者のタイプの歯痕も、ちょっと改善。
もし気虚による歯痕だとしたら、気を消耗する川玉金を増量した時点で、その歯痕が悪化してるはずだもん。
あー、なんかすっきり。
もし全然別の考えもしなかった要因で出て来てるんだったら、どうしようかと思ってたぁ。
これでゆっくり寝られるわ・・・
もし全然別の考えもしなかった要因で出て来てるんだったら、どうしようかと思ってたぁ。
これでゆっくり寝られるわ・・・
・・って、いや、不眠の原因をほとんど取り除いたから、もうすっかりぐっすり寝てるけどさ。