危ない「漢方のお医者さん」との戦いの記録

「専門家」が誰も助けてくれなかったので、独学・自分の体で命をかけて漢方薬の人体実験した記録。書いてあるとおりかなり危ない状況だったので、安易にまねしないでね。

2011年01月

いろいろやってたおかげで大分熱が冷めてきたけれど、月経前になってみると、やっぱ少し熱がこもることが判明。
なので、今度は、菊花をちょっと使ってみた。

竜胆は、脾がいっぺんにきたり冷えすぎたりして、やっぱきつすぎる。
菊花なら、マイルドだし、私の現在主に熱がこもって困っている肺と肝に利いて、陰も補ってくれる。

で。
菊花で、瞑眩。
肺じゃなくて、まず心に効いた。みぞおちと心愈が、まず反応。
それに、心包経の手首から肘関節にかけての経穴が、軒並み筋肉痛状態。んで、それから、肝経の胸の辺りの複数の経穴、及び肺経も一部が瞑眩起こした。

うーむ。
こんなことなら、もっと早くに菊花使うんだった。
(お金の問題で、買うのをちょっとためらってた・・・いかん)

ま、いいや。
お腹の調子はいいしね。

あと、なんかおかしいなぁ、と思う経穴は、膀胱経の足先辺りの経穴・・・だと思う。
あと、月経前は、腎経も。
だけど、かなり違和感のある経穴は減ってきた。
以前は、もう本当に体中どこもかしこも痛かったから、これだけ痛い部分減ったのは、自分なりに自分を褒めてあげてもいいと思う。



子宮筋腫も、12月時点よりも、手で触った感じ、さらに小さくなってきたし。
なんか、そろそろ、終わりかなぁ・・・

って油断してると、きっと手痛い現象が。
この間風邪引いたら、えらく大変だったし。
もともと生まれつきいろいろ虚してるもんだから、今後も、中医学とは縁は切れないんだろうな・・・。
やっぱ、勉強は続けよう・・・


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年末ばたばたしてまして更新できませんでしたが、今年もどうぞよろしくです。


さて、最近、湿疹が出始めて、うれしい。
湿疹が出たのになんでうれしいのかというと、これが、大々的に体調を崩す以前の状態だから。
子供の頃から体幹を中心に湿った感じの湿疹が出てたんだけど、それが、体調を崩してから、出なくなってた。
先天的な陰虚が原因でこんな湿疹が出てたんだろうと思うけれど(それだけじゃなくてこれまた先天的な衛気虚とか痰とかによって複合的に、だと思うが)、体調を崩してひどい気虚が前面に出て体表が冷えたので、見かけ上皮膚の炎症が治まってたんじゃなかろうか、と思ってる。

それが、幾層にも折り重なった証を剥いでいったら、昔と同じような湿疹が出てきた、と。
だから、私にとっては、湿疹は治っている証拠。ほぼ確信。

湿疹が出ると同じころから、舌が膨れてきて、鼻が詰まって薄い痰と鼻水が出て、ちっと下痢するようになった。
下痢以外は、それこそ、昔の状態。
脾虚が改善しきっていないので、消化管の状態は、昔と違うけれど。
あと、子供の頃からあった手足のほてりも今は無いから、それも違う。(←これは確実に陰虚・陽虚改善による結果。)

そこで使い始めたのが、猪苓湯
肺の熱が抑えられるので、心の熱も取れて、いい感じ。
湿疹も、猪苓湯でかゆみが軽くなるし、昔のようにステロイドを常に使う状態ではない。
舌の膨れも取れるし、痰も楽になるし、下痢も収まる。
猪苓湯は、医療用漢方薬としての2/3量を使っている。

あと絶対に必要なのは、現在の君薬である百合(これがないと心臓がしゃれにならん)に、現在の私の婦人科疾患に欠かせない当帰芍薬散(これは1/3量を使用)とニ至丹、ゴシツ。主にこの3つのおかげで子宮筋腫が小さくなってる。
で、これに、心肝胆などの実熱を押さえるために加えている黄連解毒湯減黄連を今後どう減らしていくかが課題。量は結構減ってきたけどね。まだ使ってる。
これ以外に補気剤(山薬など)や理気剤(キコク)、1/3量の当帰芍薬散ではちと足りない芍薬を補ったり、といくつか生薬を加えてる。
本当は黄耆あたりも使いたいけれど、それは、まだまだ先。熱が取れてからのつもり。

で、普通に生活できる今の私がある、と。

結構、証が変わっても、スパンと対応できるようになった。


ただ、気をつけなきゃいけないのは、年末の人間ドックで判明した、脂肪肝。
これは、食生活も何も全然変わってないし(むしろ健康的になったのに)、大してコレステロール値も高くないのにこうなった。
だから、基本的に代謝異常が原因と思われ。
これ、時期的に考えても、肝の熱が台頭してから急激に起こった現象。
ふーん、肝に熱がこもると、西洋医学的にはこうなるのね~と、面白がっていられるのも、東洋医学的に肝の熱が取れつつあって、西洋医学的な脂肪肝も軽度だから。
ま、肝臓は再生するし、進行については来年まで様子を見る感じでいいか。


ということで、体調に関してはもう深刻ではないし、なんか、嬉しいので、初詣で、神様ありがとう、と言ってきた。


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