先日、また薬草観察会をしまして。
その参加者の方から、「生命の貯蓄体操」なるものの存在を教えていただき、次の回に参加してみませんか、とお誘いいただく。
その参加者の方から、「生命の貯蓄体操」なるものの存在を教えていただき、次の回に参加してみませんか、とお誘いいただく。
が・・・かなり躊躇。
教えてくださった方には本当に申し訳ないけれど、はっきりいって、そのネーミングはアヤシイ。
んで、私は怪しげなものには近づかないようにはしているし・・・。
教えてくださった方には本当に申し訳ないけれど、はっきりいって、そのネーミングはアヤシイ。
んで、私は怪しげなものには近づかないようにはしているし・・・。
・・だけれど、会場が近所だったこともあって、「怖いもの見たさ」で見学に行き、ちょっとためしにさせていただくことに。
いざ聞いてみれば、東洋医学的にある程度論理的。
(私が慣れ親しんでる中医学が元と言うわけじゃないし、講師の方は医療の専門家でもないので、正直よくわからんとこもあるけど)
んで、宗教色もない。
この体操は、経絡と呼吸を意識しながら運動して経絡を「導引」する(気の流れをよくする?)方法ということみたい。
(私が慣れ親しんでる中医学が元と言うわけじゃないし、講師の方は医療の専門家でもないので、正直よくわからんとこもあるけど)
んで、宗教色もない。
この体操は、経絡と呼吸を意識しながら運動して経絡を「導引」する(気の流れをよくする?)方法ということみたい。
んで、やってみると、確かに、効く。
各経絡を意識した運動で、確かに、経絡上のコリ(その経絡上の各経穴のコリ)が取れるのがわかる。
それまで、自己流やヨガなどを自分で勉強して、コリをどうにかしようとしていたけれど、結局どうにもならなくて、お灸に頼ってた。
それなのに、この体操で
「ああ、なるほど。お灸に頼っていたこの部分のコリの解消は、こうすればできるのか。」
と感じることが多々。
私は、目下、腎経などの特定の部位が非常に悪いのだけれど、その経絡を目標とした運動をすると、確かに、その経絡上のコリが軽減される。
目からうろこの気分。
「あー。こうすればよかったんだ。」って。
(それでもお灸は止められないけどね。)
各経絡を意識した運動で、確かに、経絡上のコリ(その経絡上の各経穴のコリ)が取れるのがわかる。
それまで、自己流やヨガなどを自分で勉強して、コリをどうにかしようとしていたけれど、結局どうにもならなくて、お灸に頼ってた。
それなのに、この体操で
「ああ、なるほど。お灸に頼っていたこの部分のコリの解消は、こうすればできるのか。」
と感じることが多々。
私は、目下、腎経などの特定の部位が非常に悪いのだけれど、その経絡を目標とした運動をすると、確かに、その経絡上のコリが軽減される。
目からうろこの気分。
「あー。こうすればよかったんだ。」って。
(それでもお灸は止められないけどね。)
しかし、虚や実に重度に傾いている人には、向かないと言うのが実感。
やり終わると、汗をかくほどだし。
それなりに消耗する。
数ヶ月前までの私が、この運動をすると、気や血を消耗して、十中八九寝込んでたはず。
やり終わると、汗をかくほどだし。
それなりに消耗する。
数ヶ月前までの私が、この運動をすると、気や血を消耗して、十中八九寝込んでたはず。
この「経絡運動」の目的は、「気を流す」こと。
健康であれば、各経絡に沿って体中を流れる気はスムースに流れているんだけれど、病気になると、流れなくなっている。それを、運動で、うまく流そうと言うわけ。
でも。
「気を流す」のは良いことだけれど、気を流せば気を消耗してしまうわけで、気が少なくなってる人にとっては、かなり負担になると思われ。
虚の人だけじゃなくて、実熱が貯まりこんでいる人が、下手に体を動かすと、さらに悪化させてしまうし。
(実際、ちょっと実熱がぶり返した。湯液を調整してどうにかしたけど。)
健康であれば、各経絡に沿って体中を流れる気はスムースに流れているんだけれど、病気になると、流れなくなっている。それを、運動で、うまく流そうと言うわけ。
でも。
「気を流す」のは良いことだけれど、気を流せば気を消耗してしまうわけで、気が少なくなってる人にとっては、かなり負担になると思われ。
虚の人だけじゃなくて、実熱が貯まりこんでいる人が、下手に体を動かすと、さらに悪化させてしまうし。
(実際、ちょっと実熱がぶり返した。湯液を調整してどうにかしたけど。)
東洋医学的に言う「病気」と「健康」のあいだの、健康よりの人にとってはいいと思うけれど、「病気」の人は、気をつけてしないと、場合によっては悪化するかも・・・と思ったね。
(それをもうちょっと施術者が理解した方がいいんでないかなぁ、なんて思うけど。)
(それをもうちょっと施術者が理解した方がいいんでないかなぁ、なんて思うけど。)
かつ、邪が深いと、こんな体操ぐらいでは、どうにもならない場合もあるってことも、非常に良くわかった。
同じような体操をして、以前は全然こりは解消されなかったけれど、大分改善してきた今なら、こりも解消されやすくなってるって言うことが本当にわかるもの。
同じような体操をして、以前は全然こりは解消されなかったけれど、大分改善してきた今なら、こりも解消されやすくなってるって言うことが本当にわかるもの。
で、とりあえず、現在の私は、この体操に耐えられるぐらい回復してきているから、ちょっと続けてみようかな、と思う。
どっかで、お灸とか湯液とかに頼らないでいいような体は作りたいし。
どっかで、お灸とか湯液とかに頼らないでいいような体は作りたいし。
ただ、全面的に施術者にお任せするんじゃなくて、
「瀉さなきゃいけない胆経を補の方向に施術したら補になっちゃうからそれは止めてぇぇぇ!!」
などと言って、顰蹙を買いながら・・・だけど。
「瀉さなきゃいけない胆経を補の方向に施術したら補になっちゃうからそれは止めてぇぇぇ!!」
などと言って、顰蹙を買いながら・・・だけど。