危ない「漢方のお医者さん」との戦いの記録

「専門家」が誰も助けてくれなかったので、独学・自分の体で命をかけて漢方薬の人体実験した記録。書いてあるとおりかなり危ない状況だったので、安易にまねしないでね。

2010年06月

最近、ちょっとばかし漢方に関する何らかの肩書きが必要になったので、とりあえず薬膳の勉強を始めた。
「薬膳アドバイザー」レベルなので、そんな期待はしてなかったんだけど・・

実際のところ、役に立ってます。
すごく。

何が役に立っているかというと。

そのうち、漢方の原基植物に関する観察会をしようと思ってるんだけど、今のところは躊躇してる。
だって、「中医学用語を簡単な言葉に言い換えられない」んだもの。
言い換えようと思っても、例えば、「陰虚」って言葉は出てくるけれど、それをどう平易な言葉に置き換えればよいのかぱっと思いつかなくて、そこで口から出る言葉がストップしてしまうのね。
なので、まだ企画書なんかを出せないでいたのね。
んだけど、そういう点で、このアドバイザーのテキストが分かりやすくていいなぁ、これを参考にしたら、観察会できるなぁ、と思ったよ。



あと。
ルビの振られた初心者向けのテキスト見てて、お恥ずかしい話がたくさん出てきて。
例えば、「鹹」を、私、ずっと、「しん」って読んでた。
基本独学であんまりこういった言葉を口に出さないので、適当に読んでたのね。
気付いてよかったよぉ。
こういう読み間違いは他にもあって、ああ、人前で話す前に気付いてよかった、と安堵。
ま、私は漢方素人の立場であることは死守するつもりだしやるのは基本植物観察会だから、そんなとこまでは言及しないだろうけれど、でも、聞かれたら答えられるようにはしとかなきゃいけないし。

ついでに、今まで五行の、五臓については勉強したけれど、木火土金水については、「しらーん。必要なーい。」とそっぽ向いて覚えもしてなかった。でも試験(といっても簡単なもの)があったので、覚えざるを得なくて、今頃になってようやく基礎がためしたって感じ。(遅いわっ!)



なんか、いろいろ反省してます。



しかし、こういう講座なんかをやると、一番勉強できるのって、やってる本人だよなぁ、といつも思う。
口に出す何倍も勉強しないといけないからね。
自分の勉強のためにも、やっぱ、ちょっとづつでも、こういう観察会、やっていこうかなぁ。



ここんとこ、明目目的にブルーベリー入りヨーグルトを食べているけれど、やっぱ肝血を消耗するんだろうな、ちょっと足がつったりとかし出した。
ので、補血をもっと強化しようと、補血目的の生薬をいくつか試したけれど、まだ実熱がぶり返してきて使えないみたい。
なので、檀中*とか心愈(多分。自分の背中なので正確には不明)とかのお灸を強化することで、補血することに。肝関係の経穴にはまだ直接お灸出来ないからね。

*:私の胸骨の真ん中あたり、ぼっこりと直径10cmぐらいへこんでることに、お灸をしだしてから気付いた。
私は軽度の漏斗胸だったのか?と思うぐらい。なので、一番悪い経穴がほんとに檀中かどうか分かりません。その辺の経穴、ってことで。(ってことは・・・漏斗胸の人って心血虚だったりするのかなぁ??)


こういうふうに、私はものすごく虚しているけれど、なんであっちこっちで実証が出てきちゃうのかなぁ、とその機序が不思議だった。
でも、最近、なんか、それが分かってきたような気がするの。


例えるなら、多分、工場内の燃料油のパイプラインみたいなもんなんだろうなって。


真っ当に稼動してる時は、パイプの中は油で満たされて、スムースに動いてる。
でも、一旦油が切れちゃったら、いくら機械を稼動させて油をパイプの中に流そうとしたって、油自体がないのであれば、油が流れるわけもなく。
そんな無茶したら、機械が壊れて、爆発炎上しちゃうよね。
これ、つまり、気陰血が足りない虚の私に、それらを消耗する駆瘀血剤とか柴胡とかなんとかばっかり使ったら、一挙に具合が悪くなって実熱が台頭しちゃった、ってこと。


油がなければ油圧自体が掛けられないから、残った油がパイプライン内のあっちこっちで滞っちゃうのも道理だし。
これと同じで、気や血が足りない状態が続くと、それらがあっちこっちで滞るんだな。
だから、虚証の私なんだけれど、瘀血とか気滞とかが台頭してみえてるんだろうな。


で、油がないのに間違って無理して稼動させて加熱炎上しちゃった機械は、まず消火しなきゃいけない。
消火する前に油を流したら、文字通り、火に油を注ぐことになるよね。
んで私の場合は、実熱を消火しないと、補の薬剤を使えない。じゃないと、また炎上しちゃうよ、ってことなんだろうな。



・・って、間違ってるかも知れんけど。
でも、そう考えると、すんなり納得できるのね。



ここんとこ、体が大分冷えてきた。
でもまだ熱証は残ってる。
腸は冷えてるし、肝腎陰虚の問題は、まだまだ。
で、生理後とかなんかには血虚が亢進するのか目がかすむし、舌は赤くなるし、寝汗は完全には引いていない。

で、今まで使ってた生薬構成を変えようと思うのだけれど、実熱を抑えるものを減らしたり補肝腎の生薬を増やしたりすると、一気に後戻り。
この微妙な生薬の割合で配合するのが、今のところベストみたい。
かといって、実熱が抑えられてきたので全体の服用量を減らすと、今度は補肝腎が手薄になって、困るわけ。



問題は山積。


じゃあ、ということで、はじめたのが、全体の服用量を減らしつつ、ブルーベリー入りヨーグルトを食べる、という手段。
補肝腎と補陰、明目目的。


いや、利くわ、これ。
最初は、半信半疑だったんだけれど、これを食べはじめてから、目の霞がなくなったし、食べた直後には舌先の乾燥がなくなることがすぐ分かる(心にも効くらしい)し。
どうも、補陰されると、実熱もうまく抑えられるらしいということが分かったね。
ただし、潤腸するので、お腹がゆるくなるのが難点だけど。
これは、まあ、今後どうにでもなるでしょう。


だから、現在の口から入れる「薬剤」は、湯液とブルーベリーヨーグルト、といえる。


今まで、薬理作用の弱い食材なんかでは、絶対にどうにもならなかった状態だったのに。
よくなってきてるんだなぁ、私。



しかし、肝腎が虚している状態って、日本における現行の漢方の体制内だと、本当に困る。
医療用漢方薬の構成を見ていくと、補肝腎目的の構成が、とても少ないことに気付く。
そういや、ある漢方薬局では、私が肝腎陰虚です、というと、
「日本人では珍しい」
と言われた。


本当に珍しいの? 把握できてないだけでは・・・?なんて思うんだけど。



今回対応を間違ったと反省しました。


ここの所書き込んでくださった方へ。
(お名前はどちらを使っていいのかわかりませんので)


あなたの精神状態を把握できなくてすみません。
その後も追い詰めるようなことを言ってすみません。

ですが私は精神関係の専門家ではないので、あなたの状態をどうすることもできません。

あなたは医師なのでしょう?
あなたが、実質的な利害関係のないネット上だけのお付き合いである私を「殺す」とまで言う精神状態は、医師として、おかしいと思いませんか?


それを押してお付き合いをしたとしても、素人である私はまた間違った対応をするかと思います。
それがまたあおってしまって、またあなたのコメントを削除、ということになるかもしれません。
それは、お互いにとって、良くないですよね?



ですので、私ではなく、ちゃんと専門家に相談してください。
あなたの回復をお祈りいたします。




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しまった。

ここんとこ書き込まれたコメント、ずっとなんか変だと思っていたら、HN変えたりもっと極端な誹謗中傷したり、という典型的な荒しだったらしく。
それにまじめに対応してしまって、時間とられて損した。苦笑

なので、当面コメントは付けられない設定にしますので、ご了承ください。

また、誹謗中傷コメントは削除しました。

せっかく書き込んでくださった真っ当な皆様、申し訳ありません。

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